【制作日記】”ステイフーリッシュ”について

【相談系のお便り】に凄く影響された曲

Stay hungry, stay foolish

タイトルは、スティーブ・ジョブズの有名なスピーチの一節、「Stay hungry, stay foolish(直訳: ハングリーであれ、愚かであれ)」から。直訳だけみるとちょっと意味合いが違うかもしれないのですが、とても好きな言葉です。愚かであれ=人と違っていることを恐れるな、というメッセージとして自分は受け取っています。どうしても人と違う事を選ぶというのは怖いですし、人と違う事で誰かに傷つけられることもあると思っていて、楽をしたければ人の言葉を利用して生きた方が楽だろうな、とは思っています。

多数決の当たり前が、あなたの正解とは限らない

学生の時は学校へ行くことが当たり前だと思っていて、そこを疑う事はほとんどしなかったのですが、小学生の最後の数か月だけ、小学校に行かなかった事があります。理由はいろいろあるのですが、その時当たり前だと思っていたことが、別にそれに100%逆らう事が出来ないわけじゃないし、実は見えていないだけで沢山の選択肢が広がっているんだろうなと感じた瞬間でした。
ラジオでお便りを読んでいると、学校との相性が悪かったりで学校へ行けていない・行き辛い状況です、という相談をいただく事があります。「学校へ行かなければいけない」という世の中的な”当たり前”の意識もあり、どんどんしんどくなったり追い詰められたりするのかもしれないのですが、たまたま学区が同じだったり、近所に住んでいる同い年の人を集めただけで、すべての人にとってそれが上手くいくなんてありえません。確かに多くの人は、まっすぐ学校へ向かっているかもしれないけど、立ち止まったり、方向を変えてみたり、本当はいろんな道を選ぶことができるし、自分らしくいられる方法を考える事が、日々学校に行っている事と比較して、なにか劣っているとはまったく思えません。
いろんなことを考えて、いろんな選択肢に出会って、自分にとって一番正解だと思える方へ進めば、その道筋を通る人が少数派だったとしても関係ない、正しいと信じています。

踏切を越えられたらラッキーという願掛け

中学生~高校生の時、最寄りの駅までは自転車で通っていたのですが、駅の直前に「踏切」がありました。大体電車の時間は分かっていて、うまく通過できたら予定よりも1本早い電車に乗る事もできましたが、毎日上手くいくわけではなく、信号のタイミングや家を出る時間が遅くなると、踏切に引っかかってしまう事もありました。その時は「運が悪かったなぁ」と、ちょっとした運勢占いくらいの気持ちでいたのですが、毎日毎日そんなに急いで一体どこへ行こうとしてるんだろうか、とふと思って、自分が何をしているのか分からなくなった事があります。当たり前に急いで電車に乗っていたけれど、そこに理由も何もなくて、あぁ、何も考えてないまま学校へ行ってるだけなんだな、という自分にガッカリしました。
それでじゃあそれを機に将来を真剣に考えたか、と言われたら、全然そんな事もないのですが()ただ、なんとなく踏切という場所は、自分にとってキーワードになりうる景色だったりします。

【ステイフーリッシュ】/ カンダマサヨシ feat. 初音ミク
《 ステイフーリッシュ 》作詞 作曲: カンダマサヨシ歌: 初音ミク歌詞閉じた踏切の向こう側で「ラッキーだった」なんて言う いつもの朝明日も同じように越えられるのかな遮られる日が来る事...
タイトルとURLをコピーしました