【 I love you. ： 月がきれいですね 】
チップチューンを添えて
ファミコンなどレトロゲーム音楽で使われるような音を使って、チップチューンとまではいかないけど少し可愛い感じの雰囲気を作ろうとした曲です。最近よく聞いていた曲が、乃木坂46や日向坂46だったので、そんな王道のアイドルソングになるように、サビはカノン進行で展開させてみています。
夏は恋愛相談のお便りが多い
好きな人がいるけど、キッカケがない。どうしたら好きになってもらえるのか。そんなお便りが６月を超えると一気に増える印象です。まぁ答えはないと誰もが分かっているけど、それでも人に問わずにはいられない、そんな気持ちは凄く理解できます。でも本当に好きな人がいる瞬間なんて、人生で最も尊い時間だと思いますので、それが片思いであっても大事にすべきだし、自分が好きであればあるほど、相手の気持ちを同じように大事にしながら、いつか認めてもらえるような自分になれるように努力するしかない、というのが基本的な考え方ですね。
特別な人が世界を変える
好きな人がいる時といないときで、世界の色彩がまるで違う。そんな表現は少女マンガではよくあると思います。思い出しやすいところでは、「四月は君の嘘」はまさにそんな始まり方ですね（あれは少女マンガじゃないですけど）でも、言いえて妙といいますか、その表現がスッと受け入れられるのは、本当にそんな気持ちになった事がある人がこの世界に沢山いるからだろうと思います。好きな人がいるか、いないかで日々も世界もまるで色合いが違います。昨日まで楽しくなかった学校や塾が、凄く楽しい時間に変わるし、同じくらいしんどい時間にも変わる。それは本当に特別な時間です。永遠には続きません、なんならほんの一瞬の出来事です。
その渦中にいる時は永遠に感じられる、その一瞬の気持ちや感情を、なんとか言葉にしようとした結果の曲です。実は全然うまくいかなくて何回も書き直しました。
